ジャイア作戦

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この記事のタイトルは公式英語名から独自に推測した日本語表記です。
公式には英語名しか明かされていません。公式の日本語名が判明した場合、タイトルは変更されることがあります。

ジャイア作戦(Operation Gyre)は2010年9月27日にオーシア国防空軍によって行われた作戦で、サンド島に領海侵犯した国籍不明(実際はユークトバニア)の不審船(情報収集船)から射出された無人偵察機(IAI サーチャー)を回収前に撃墜し、偵察活動を阻止することを目的としていた[1]

名称

ジャイアは英語で「渦、回転、旋回」。海洋学用語の「環流」としての用法が多い。

背景

2010年9月27日10時過ぎ、国籍不明の不審船がサンド島沿岸に接近し、無人偵察機 8機を射出した。偵察活動を阻止するため、サンド島空軍基地ウォードッグ隊の出撃を決定した。なお今回は3番機がブレイズ、4番機をダヴェンポート少尉が務めることとなった[1][注 1]

作戦の経過

11時33分[2]、ウォードッグ隊は作戦を開始。ブレイズは無人偵察機 全機撃墜した。その直後、西から国籍不明のMiG-21bis 4機が飛来。警告なくウォードッグ隊に攻撃を開始したため、ウォードッグ隊隊長のバートレット大尉はAWACSサンダーヘッドの発砲禁止命令を反故にし部下たちに反撃を指示。増援のMiG-29A 4機を含めウォードッグ隊は全機撃墜した。その後、情報収集船は対空ミサイル(90式空対空誘導弾)を発射し、バートレット大尉のF-4Gが撃墜され機体からベイルアウトした。また同時刻にユークトバニアがオーシアに宣戦布告。環太平洋戦争が勃発し[1]、同時刻にオーシア国防海軍のセント・ヒューレット軍港が空襲を受けた。ウォードッグ隊は基地に帰還し、補給後直ぐに現地へ急行した[3]

作戦兵力

オーシア国防軍

  • オーシア国防空軍
    • 航空戦闘軍団
      • 第5航空団
        • 第108戦術戦闘飛行隊「ウォードッグ
          • F-4G:ウォードッグリーダー:ジャック・バートレット大尉(TACネーム ハートブレイク・ワン)
          • F-5E:ウォードッグ2:ケイ・ナガセ少尉(TACネーム エッジ)
          • F-5E:ウォードッグ3:TACネーム ブレイズ
          • F-5E:ウォードッグ4:アルヴィン・H・ダヴェンポート少尉(TACネーム チョッパー)
    • AWACSサンダーヘッド

ユークトバニア軍

  • ユークトバニア海軍?
    • 情報収集船 1隻
  • ユークトバニア空軍
    • 航空部隊(増援)

損害

オーシア国防軍

損失航空機

  • F-4G 1機

ユークトバニア軍

損失航空機

  • 無人偵察機 8機
  • MiG-21bis 4機
  • MiG-29A 4機

戦闘の結果と影響

情報活動阻止の目的を達成したが、ウォードッグ隊隊長のバートレット大尉が被弾・脱出[1]。救助部隊到着前に情報収集船に囚われたため、救助は失敗した[4]。これによってバートレット大尉は環太平洋戦争におけるオーシア軍初の捕虜となった[5]。また同日の正午頃、ユークトバニアがオーシアに宣戦布告し、環太平洋戦争が勃発した。これにより開戦前の国籍不明機による領空侵犯に関する箝口令は解除され、サンド島空軍基地に取材で訪れていたジュネットは軟禁を解かれた[3]

登場作品

参照

脚注

  1. ラグーン作戦同様にクジでポジションを決めた。

出典

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 ACE COMBAT 5 - THE UNSUNG WAR Mission 02 開戦“OPEN WAR”
  2. エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー 公式ガイドブック p38
  3. 3.0 3.1 ACE COMBAT 5 - THE UNSUNG WAR SCENE VIEWER #04/"NARROW MARGIN"
  4. ACE COMBAT 5 - THE UNSUNG WAR SCENE VIEWER #05/"FIRST FLIGHT *1"
  5. ACE COMBAT 5 - THE UNSUNG WAR SCENE VIEWER #23/"HEARTBREAK ONE *2"