第3艦隊(オーシア国防海軍)

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第3艦隊オーシア国防海軍の艦隊の1つで、セント・ヒューレット軍港に司令部を置く太平洋艦隊の指揮下にある。旗艦は空母ケストレル[1]

歴史

第3艦隊は16世紀半ばに「オーシア海軍の父」と呼ばれたスタッフォード提督によって設立された[1]

ベルカ戦争

ベルカ戦争中の1995年4月24日、第3艦隊は戦域攻勢計画4101号の締めとなるフトゥーロ運河突破を目的としたコスナー作戦に参加。参加の際、就役前の最新鋭空母ヒューバート級空母7番艦ケストレルが試験航行を名目に部隊に編成・実戦投入された。ベルカ空軍の激しい抵抗にも関わらず、第3艦隊は運河を突破し、連合軍の海上輸送路を確保することに成功した[2]。その後、ベルカ戦争終結後の1999年3月27日に空母ケストレルが就役し[3]、艦隊旗艦となった。

環太平洋戦争

戦争初期

詳細は「セント・ヒューレット軍港空襲」を参照

2010年9月27日12時頃のユークトバニアによる宣戦布告と同時に第3艦隊の母港であるセント・ヒューレット軍港がユークトバニア空軍機からの空襲を受け、停泊中だった第3艦隊の艦艇は不意を突かれ、多くの駆逐艦が停泊したまま沈没した。空母ケストレルからは艦隊防衛のため第10戦闘飛行隊(VF-10)、第206戦闘攻撃飛行隊(VFA-206)のF-14A戦闘機が発艦し、迎撃に当たった。14時33分にサンド島から救援に駆け付けた同国空軍ウォードッグ隊が軍港に到着。それを前後に生き残った空母ケストレル、イージス艦エクスキャリバー、駆逐艦2隻が軍港からの脱出を開始。艦載機部隊とウォードッグ隊の援護の下、残存艦艇は軍港からの脱出し、湾外においてもユークトバニア軍艦隊の封鎖線の突破に成功した[4]

詳細は「ホエールバード作戦」を参照

9月30日、ユークトバニア軍の攻撃を逃れた第3艦隊の空母はオーシアの内海に当たるベニオン海で部隊を再編成すべく、イーグリン海峡で空母ケストレル、ヴァルチャーバザードが一堂に会した。作戦にユークトバニア海軍の艦載機の攻撃を受け、護衛に付いていた空軍のウォードッグ隊とVFA-206などの活躍によりユークトバニア戦闘機を撃墜することに成功したが、その直後に潜水空母シンファクシ散弾ミサイルの攻撃により、空母ヴァルチャー、バザード、駆逐艦フィンチが沈没し、オーシアの航空部隊はウォードッグ隊とVFA-206のスノー大尉の機体以外全て撃墜され、空母ケストレルのみ生き延びた[5]

戦争中期

その後も空母ケストレルは数々の戦闘で艦載機が損耗し、戦闘機はスノー大尉が操縦するF-14Aの1機のみとなる。母港はカーウィン島に移り、任務のない日々が続いた。

その頃、第3艦隊はユークトバニアに戦闘機を密輸しようとしていたノースオーシア・グランダーI.G.の貨物船を停止させ拿捕した。さらに艦隊の通信情報艦アンドロメダベルカ語で暗号化された謎の通信を傍受した。これにより空母ケストレルの艦長のニコラス・A・アンダーセン大佐は本戦争にベルカ人の関与があることに気づいた。

戦争後期

12月7日に戦争の黒幕である「灰色の男たち」の陰謀によりユークトバニアのスパイ疑惑をかけられた空軍のウォードッグ隊隊員達はサンド島空軍基地を脱出し、ソロ島に向かって飛行していた。この情報を受け取ったアンダーセン艦長はウォードッグ隊救助のためにスノー大尉のF-14A戦闘機をソロ島に派遣。全員を事前にベイルアウトさせウォードッグ隊が搭乗していたホーク練習機を撃墜し、軍には全員が死亡と嘘の報告をした。その後ウォードッグ隊は海兵隊のシーゴブリン隊によって救助されケストレルまで移送された。

詳細は「キーノート作戦」を参照

12月9日、オーシアのハーリング大統領救出のためウォードッグ隊とシーゴブリン隊がケストレルから発艦。救出後、第3艦隊は大統領の直接指揮下に入った。

詳細は「クロスロード作戦」を参照

12月23日、ユークトバニアのニカノール首相を向かえるため第3艦隊は長いこと停泊していたカーウィン島を出航、セレス海に向かい、ニカノール首相を乗せたC-1輸送機とラーズグリーズ戦闘機部隊の機体を収容した。

詳細は「グローリー・ホーン作戦」を参照

12月29日17時21分、第3艦隊はユークトバニア艦隊と交戦した。戦闘中、ニカノール首相の呼びかけに応じたユークトバニアの艦艇数隻が第3艦隊に合流した。戦闘中に別のオーシア艦隊が第3艦隊に接近し、第3艦隊を「裏切り者」と認識して攻撃したが、ラーズグリーズ戦闘機部隊によって全艦撃沈された。その後空母ケストレルを中心にした艦隊が編成された[6]

詳細は「ウィンター・ストーム作戦」を参照

12月30日に空母ケストレルが敵潜水艦からの対艦ミサイル2発の攻撃を受け撃沈されるも、沈没前にラーズグリーズ戦闘機部隊を発艦させた。乗員は情報収集艦アンドロメダに収容された。


戦争終結後、第3艦隊がどのような再編を経たかは不明である。なお2019年の灯台戦争開戦直後にセント・ヒューレット軍港が攻撃を受けていることから再び第3艦隊が被害を受けた可能性がある。

艦艇

†は損失した艦を示す。

空母

イージス艦

駆逐艦

通信情報艦

小ネタ

登場作品

出典

  1. 1.0 1.1 ACES WEB:ACE COMBAT™ 5 THE UNSUNG WAR (Youtube)ACE COMBAT Channel、該当時間: 9:30、2024年12月15日閲覧。
  2. ACE COMBAT ZERO - THE BELKAN WAR、ミッション04「戦域攻勢作戦計画4101
  3. PS2/エースコンバット5 BACK GROUND 設定資料.バイダイナムコエンターテインメント公式サイト
  4. ACE COMBAT 5 - THE UNSUNG WAR、ミッション03「間隙の第一波
  5. ACE COMBAT 5 - THE UNSUNG WAR、ミッション05「第三艦隊集結
  6. ACE COMBAT 5 - THE UNSUNG WAR、ミッション26「混迷の海