五大湖資源開発公社採算割れ隠蔽工作

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五大湖資源開発公社採算割れ隠蔽工作は1991年8月16日に発覚した、五大湖資源開発公社が採算割れを隠蔽工作していた事件である。

概要

公社への共同出資を行っているオーシアベルカはそれまで領土紛争が続いていたベルカ連邦領の五大湖南北帯をオーシアへ割譲する見返りに、五大湖周辺で発見した資源の取得割合を大きくベルカ側に有利に設定された。しかしオーシアはベルカ側に誇張された資源調査データを提出してベルカを欺いたとされる。これはオーシアが領土割譲を狙ってのことだったと推測される。

1991年8月16日に隠蔽工作が発覚し、ベルカ国内ではオーシアと当時のベルカ政権とオーシアに対する抗議運動が広がった。極右の祖国労働者党支持者を中心にした議会の包囲をきっかけにそれらは全国で暴動に発展し、少なくとも2週間以上続いたが、暴動が続く中の8月29日、五大湖南北帯は北方諸島とともに予定通りオーシアへ割譲された。また、同日にそれらに加えて北部領土をファト連邦に、東部地域を東部諸国に売却している。

これらの結果から反オーシア感情と東部諸国の独立を許した現政権への不満から、1992年2月(資料によっては1991年11月)、極右政党であるベルカ民主自由党が政権を掌握。「強く偉大で正当なベルカの回復」を掲げ独裁的性格を強化した。三権分立は消失し、ベルカは再び軍備増強へと向かい、ついには1995年3月25日にベルカ戦争へと突き進んだ。