ACES WIKI:方針とガイドライン

提供:ACES WIKI
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ACES WIKI において方針とは、ACES WIKI のウィキとしての性格等に関する基本原則です。方針はすべての編集者が従うべきものとされます。

ACES WIKI においてガイドラインとは、ACES WIKI の記事執筆・編集の際に推奨されるやり方をまとめたものです。ガイドラインはすべての編集者が従うよう推奨されていますが、方針よりも柔軟に運用されます。また、方針とガイドラインが衝突した際には方針が優先されます。

方針

ACES WIKI はフリー百科事典であるという点で Wikipedia と、またエースコンバットを扱うという点で Acepedia と、それぞれ似ています。実際に、記事のスタイルやコミュニティの性格においてはそれらを真似ていることも少なくないでしょう。しかし一方で、ACES WIKI には Wikipedia とも Acepedia とも異なる考え方も存在します。

ACES WIKI の方針は3つあり、いずれも ACES WIKI に特有の考え方について説明しています。

書きうることを網羅する

現実世界を扱う Wikipedia においては、存在するすべての知識を収集することは非現実的です。しかし、エースコンバットシリーズのみを対象にしている ACES WIKI では、存在するすべての設定を書きつくすことが可能です。このような事情から、ACES WIKI はしばしば百科事典よりもデータベースのように振舞います。

ACES WIKI には「スタブ」の概念はありません。エースコンバットシリーズには、書きうることすべてを書き尽くしてもなお一段落程度に収まってしまうような固有名詞が無数にあるからです。そのような固有名詞にはそもそも個別のページを設けないという選択肢もありますが、ACES WIKI は些細な固有名詞についてもそれぞれ個別のページを設けます。こうすることで、閲覧者はどんなに些細な固有名詞についても、それについて知られていることのすべてを一目で確認することができます。

ACES WIKI は積極的にセリフ収集等のデータベース作成を行うべきです。ゲームを起動すればすぐに確認できるような情報でも、それを検索性の高い形で収集することは重要です。

メタ正確性

Acepedia をはじめとする多くのファンウィキでは、一貫して作中世界の視点から記事が書かれています。これは「エースコンバットシリーズに登場する架空の......」などといった無駄な記述を省略できるという意味で合理的なやり方です。しかし一方で、作中世界は創作物であるため、現実世界とは異なり、それ単体で矛盾なく自己完結してはいません。そのため、例えば作中世界の設定が相互に矛盾したり、あるいは設定が意図的に曖昧にされている時に、正確な記述のために現実世界の視点を導入する必要が生じることがあります。メタ正確性とはこのような、現実世界の視点を含めた正確性のことです。

ACES WIKI では、作中世界の視点を基本としつつ、必要に応じてメタ的な記述を記事に含めます。ただし、不必要にメタ的な記述を増やすことは望ましくありません。作中世界の視点からの記述には特別な明示が必要ありませんが、一方でメタ的な記述をするときにはそうであることがはっきりとわかるように明示する必要があります。また、メタ的な記述が必要になる場面では同時に解釈や推測が必要になることも少なくありませんが、その時には解釈であることや推測であることもはっきりと明示しなければなりません。非メタとメタの区別や、どのようなメタであるのかの明示を徹底することも、メタ正確性の重要な一部なのです。

研究考察を促進する

Wikipedia はその方針によると、「論争に加わることではなく、論争を記述すること」を目指しています。このため、Wikipedia に書かれる内容はすべて Wikipedia の外部にすでに存在していなければなりません。しかし、エースコンバットシリーズの作中設定のみを対象にする ACES WIKI では際限のない論争や価値観に依存する論争に巻き込まれる恐れはありません。ACES WIKI はむしろ、ファン同士の設定考察の議論を促進し、その成果を記録できる場所であるべきです。

ACES WIKI では、必ずしも独自研究の掲載を禁止しません。ただし当然ですが、独自研究を記事に含めるときにはまずメタ正確性を確保することが必要です。独自研究の結果を公式設定と混同して書いたり、公式設定を無視した勝手な記述を独自研究として書いたりすることは許容されません。メタ正確性が確保されていれば、読者は公式設定に完全に基づいた記述と推測等を含む記述を明確に区別できるため、誤解を生む危険を冒すことなく独自研究を掲載できます。また次に、独自研究はなるべくひとつの解釈にこだわらずに網羅的であるよう心がけるべきです。同程度に妥当な複数の解釈のうちの一部だけを偏って紹介するような記述は不適切です。

ガイドライン

以下は ACES WIKI に存在するガイドラインの一覧です。