ニンバス

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ただの巡航ミサイルじゃない! 死にたくなかったら避けろ!
ウインドホバー[1]

ニンバス(Nimbus)[2]エストバキア内戦時に武装勢力「東部軍閥」が開発し、重巡航管制機アイガイオンの装備として運用した大型の長距離巡航ミサイルである[3]

名称

ニンバスはラテン語で「黒い雲」「雨雲」の意味を持つが、神や聖人の頭に現れる光輪や頭光を指す場合がある。

概要

着弾地点に直径1km前後の火球を発生させる特殊弾頭を搭載し、これにより地上もしくは上空の空間を制圧する。射程は不明ながら、軍事アナリストのヴィンセント・ボールドウィンは射程3000kmと分析している[4]

ニンバスの誘導はアイガイオン側のレーダーで行われるが、レーダーの索敵圏外では攻撃目標周辺にマーカードローンと呼ばれる小型無人航空機(モデルはサーチャー)を接近させ、ニンバスの誘導を行う。そのシステム上、マーカードローンを撃墜されれば目標への誘導が困難になる欠点がある[5]

実戦運用

エストバキア内戦

エストバキア内戦末期の2013年1月15日の決戦で[6]、東部軍閥はアイガイオンを試験投入し、ニンバスでリエース派統一戦線に大きな損害を与えた[3]

エメリア・エストバキア戦争

エメリア・エストバキア戦争序盤の2015年8月30日のグレースメリア侵攻でニンバスを投入し、エメリア軍をグレースメリアから撤退させた。その後も9月のサン・ロマ攻防戦[4]、2016年2月12日のセルムナ連峰制空戦で投入。なおセルムナ連峰制空戦でエメリア空軍はマーカードローンを撃墜し、ニンバスの誘導システムを解析した[7]。2月15日のサン・ロマ強襲でも使用するが、この時にはマーカードローンが多数撃墜された[5]。そして2月20日のアイガイオン攻防戦ではアイガイオン防衛のためその至近で多数使用されたが、最終的にアイガイオンは撃墜され、これによってエメリア軍はニンバスの脅威を排除した[8]

登場作品

出典

  1. ACE COMBAT 6 - 解放への戦火 Mission 01「グレースメリア侵攻
  2. ACE COMBAT 6 - 解放への戦火 CAMPAIGN Mission 01 グレースメリア侵攻 -首都強襲さる-
  3. 3.0 3.1 ACES at WAR:A HISTORY 2019 p064
  4. 4.0 4.1 ACE COMBAT 6 - 解放への戦火 公式サイト もっと詳しく ACE6 ワールドニュース FRONT LINE February 26 , 2016
  5. 5.0 5.1 ACE COMBAT 6 - 解放への戦火 CAMPAIGN Mission 08 サン・ロマ強襲 -弾幕下に奪う勝機-
  6. エースコンバット6 解放への戦火 コンプリートガイド p171
  7. ACE COMBAT 6 - 解放への戦火 CAMPAIGN Mission 07 セルムナ連峰制空戦 -白銀に迫る殺意-
  8. ACE COMBAT 6 - 解放への戦火 CAMPAIGN Mission 09 重巡航管制機要撃 -南洋に巨影を屠る-

関連項目

  • ヘリオス - ニンバスと同じく超大型航空機に搭載される巡航ミサイル。だたしこちらは上空制圧のみに用いられた。