アークバード

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アークバード(Arkbird)はオーシア連邦が開発した大気機動宇宙機である[1]

歴史

1990年前後、ユークトバニア連邦共和国側の攻撃型潜水艦をはじめとしたミサイル発射プラットフォームのステルス化・高性能化が、オーシアの衛星搭載レーザーの持つ迎撃能力を上回る可能性が指摘され、当時の国防総省高等研究設計局により「大気機動宇宙機」という新たなカテゴリーが考案された。

開発にはノルデンナヴィク王国も極秘に参加した[2]

環太平洋戦争中の2010年10月3日、アークバードに新兵装モジュールを運搬するためバセット国際宇宙基地からSSTOの発射が行われた。ユークトバニア軍からの妨害を受けたものの打ち上げは成功した[3]

10月4日、密かに環太平洋戦争に介入したノルデンナヴィク空軍のグレンデル1によってアークバードは兵器として稼働開始し、大気圏外から散弾ミサイルの迎撃やシンファクシへの直接攻撃などを行い、サンド島防衛を援護。作戦成功に貢献した。

10月25日、アークバードは地上からの補給物資に混入していた爆発物により動力部を破損し、制御不能に陥った。

その後、アークバードはテロリスト集団「灰色の男たち」によって占拠され、密かに修復・改造された。

2010年12月19日、アークバードはオクチャブルスクへの核攻撃を行うために降下を開始し軌道変更を行おうとしたが、オーシア人飛行士のジョン・ハーバードが脱出時に制御システムに細工をしたことで減速し、通常よりも高度が下がり隙を見せることとなった。その直後、事前に核攻撃を察知していたラーズグリーズ戦闘機部隊による攻撃を受け、すべてのエンジンを破壊され海に墜落した。搭載していた核兵器による放射能汚染は確認されなかった[4]

設計・能力

大気圏への脱出速度を稼ぐためのロケットブースターが左右2基ずつ計4基、複合サイクルエンジンが2基、補助エンジンが1基搭載されている。

機体上部にパルスレーザー砲が1基、空対空ミサイル発射機が2基装備されている。パルスレーザー砲は軌道清掃用の設備であるが、灰色の男たちによって乗っ取られた際には対空射撃にも使用された。ミサイル発射機は元から装備されていたものなのか、灰色の男たちによって増設されたものなのか不明。

機体下部に照射型レーザー砲が1基装備されている。環太平洋戦争時に追加された武装であり、ブースト段階の弾道ミサイルを射抜く精度を持っている他、ミサイル発射深度にいる潜水艦を損傷させるほどの威力も有する。

灰色の男たちによって乗っ取られた際にUAV射出口が機体下部に2基増設され、無人戦闘機フォーゲルが搭載された。

登場作品

出典

  1. エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー パーフェクトガイド (ソフトバンクパブリッシング) p234
  2. ACE COMBAT NORTHERN WINGS Mission 4
  3. ACE COMBAT 5 - THE UNSUNG WAR Mission 24 WHITE BIRD(PART I)白い鳥I
  4. ACE COMBAT 5 - THE UNSUNG WAR Mission 24 WHITE BIRD(PART II)白い鳥II