アーケロン要塞
アーケロン要塞（Archelon Fortress）はセントリー島に建設されたレサス軍の軍事施設である[1]。
名称
アーケロンは白亜紀後期に生息していたカメである。
概要
島全体が要塞化され、上部には空中要塞グレイプニルにも搭載されていたショックカノンがあり、要塞内部には特殊攻撃機フェンリアの製造工場がある。またフェンリアの光学迷彩の電力供給用の専用のマイクロウェーブ発電所が併設されている[2][3]。
歴史
2020年のオーレリア戦争中にアーケロン要塞では新型特殊攻撃機フェンリアを4~9機製造された[2][3]。
グリスウォール解放後の12月上旬、レサス軍最高司令官ディエゴ・ギャスパー・ナバロはここに逃走。追跡していたオーレリア空軍オータス隊はアーケロン要塞の存在を確認するがその直後にフェンリアによって全機撃墜された[4]。
その後ナバロは首都アレンダルへ向かい、スタジアムでアーケロン要塞攻防戦を中継し、フェンリアの性能をアピールしようとしていた[5]。
Mission 15Aを選んだ場合
コバルトコーブからマイクロウェーブ兵器が届き、フェンリアに搭載された。
オーレリア軍はアーケロン要塞とフェンリアを破壊するためアーケロン要塞攻略作戦を決行。グリフィス隊を含むオーレリア空軍航空部隊はマイクロウェーブ兵器により被害を出すも、グリフィス1は全フェンリアの撃墜に成功。その後レサス軍は要塞上部のショックカノンによる攻撃を行うもこれ破壊され、アーケロン要塞は陥落した[2]。
Mission 15Bを選んだ場合
アーケロン要塞に到着したアレクト隊はフェンリアを受領した。
オーレリア軍はアーケロン要塞とフェンリアを破壊するためアーケロン要塞攻略作戦を決行。レサス軍はフェンリアに搭乗したアレクト隊などの航空部隊で対抗した。また、フェンリアの光学迷彩を解除するため、光学迷彩のための電力を供給しているマイクロウェーブ発電所を破壊するため揚陸部隊も投入された。
グリフィス1がフェンリアを全機撃墜したころ、揚陸部隊は要塞内部で逃亡を図るフェンリアを発見。戦闘データ回収を阻止するため、グリフィス1は要塞内部へ突入し、フェンリアを撃墜。崩壊する要塞からの脱出に成功した[3]。
なおこの戦闘をアレンダルで中継していたナバロは爆炎を上げて崩壊する要塞の姿が衛星回線を通じて全世界に放映してしまう。ほぼ同時期にジャーナリストのアルベール・ジュネットによって軍部の食料支援金横領疑惑も発覚し、レサス国内は一時騒乱状態に陥った。これにより敗戦と横領事件の責任を追及された最高司令官ナバロは失脚しオーレリア戦争は終結した[6]。
登場作品
出典
- ↑ ACE COMBAT X - Skies of Deception CAMPAIGN Mission 12A,B,C クリア後 戦略ブリーフィング画面
- ↑ 2.0 2.1 2.2 ACE COMBAT X - Skies of Deception CAMPAIGN Mission 15A End of Deception I
- ↑ 3.0 3.1 3.2 ACE COMBAT X - Skies of Deception CAMPAIGN Mission 15B End of Deception II
- ↑ ACE COMBAT X - Skies of Deception CAMPAIGN Mission 12A,B,C クリア後ムービー
- ↑ ACE COMBAT X - Skies of Deception CAMPAIGN Mission 15A,B ミッション前ムービー
- ↑ ACE COMBAT X - Skies of Deception CAMPAIGN Mission 15A,B クリア後ムービー